第三話〜闇に選ばれた人間



???「何、陽が奪い返された?」

???2「はい、申し訳ございません」

???「まあよい、どうせ光系の領域は然程浸食したわけでもない」

「それにこの件はクリスタルは一つあれば良いからな」

???2「またしてもいきなりですが奴を出陣させてみては」

???「ああ、邪魔な芽は早急に摘んでおくものだからな」

???2「玉砕鬼!準備だ」

玉砕鬼「了解・・・」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ムーア「これはどうするんだ?」

セイル「このクリスタルは光の力を持つ陽のクリスタル、私の方の領域を保つのに必要な物です」

「このプレートに・・・と」

エアル「ところでさっきの奴が何であんなものを?」

フェルリル「まさかとは思うけど・・・」

セイル「皇魔部隊が動いてるのかも」

ムーア「何ですかそれは?」

セイル「かつて様々な悪行、といっても悪夢を見せることだけどそれをやっていた部隊の一つよ」

「他はすでに壊滅を確認してるけど不思議なことにそいつらだけは未だに・・・」

ムーア「ふ〜ん」

フェンリル「ま、とにかく今あるものじゃどうにもなら無いでしょ?ここにあるものをとって」

中にはとても高能そうな武器が数々・・・

ムーア「俺は勿論剣だ!」

エアル「矢がいいな〜?」

だか剣は5000ほど、矢は1000ほどある

セイル「どんなのが良いですか?」

結局合うのを選ぶのに一時間くらいかかった

ムーア「何々、【叉盤刀】?」

「案外こういう見た目が普通なのが使えるんだよな」

エアル「【テトラアロー】」

「矢は気力です、か いいんじゃないのかな」

「ところで今からどうするの?」

ムーア「とりあえず外へ行こうではないか」

フェンリル「陽の域以外はほぼ無法地帯と化してますので気をつけていくべきかと」

ムーア「じゃ、みんな行くぞ」

自然の領域に行くことにした

++[自然領域―リフィンテルラ]++

ムーア「こりゃ自然じゃなくて荒野だな」

セイル「クリスタルが無いんです、しょうがありません」

???「デットアレイ」

何者かがそう言った時空から無数の矢が降ってきた

フェルリル「同化壁展開術」

上から降ってきた矢がどんどん消えていく

フェンリル「同化術は+なら−,−なら+でそれ相応の物をかけて±0にするのです」

ムーア「何者だ!?」

玉砕鬼「わが名は玉砕鬼、貴様らに消えてもらいに来た」

エアル「くらえ」

問答無用、エアルは敵に矢を放った

だが敵の目の前で止まり消えた

玉砕鬼「そのような攻撃がきくと思うか?」

エアル「くっ・・・」

玉砕鬼「しかしこんなやつらがクリスタルを取り返したとはとても思えんな」

「まずはそこの矢を使う奴から消えてもらおう」

「スカルアーミー」

地中から骸骨のような敵が出てきた、どうやら召喚術のようだ

玉砕鬼「こいつで十分だな」

「そして剣使いよお前は俺がじきじきに息の根を止めてくれようぞ」

「ハンディだ素手でやってやる」

ムーア「なにっ」

その瞬間ムーアはものすごい衝撃に襲われた

ムーア「ぐはあっ」

玉砕鬼「駄目だな、次はそこの妖精だ」

セイル「そうはいきません」

「ホーリーリパ....」

玉砕鬼「ディプニリエス」

この技は相手の活力を一時的に弱める技だ

エアル「くそっ、相手が多すぎる」

玉砕鬼「さて、そろそろ順番に止めを・・・くっ」

全員「!?」

玉砕鬼「グワアァァァァッ」

敵の様子がおかしい

???「玉砕鬼、代わりの奴をそっちへ出したから今回は引け、お前は・・・」

玉砕鬼「わかっている、戻るから待ってやがれ」

ムーア「ぐふっ、いったい何なんだ、、、」

エアル「さ、さあね、、」

「セイルたちはどうしたの」

見ると飛ばずにただたっているだけである

セイル「あの技をくらうと飛べなくなり勿論術も発動不可です」

???「ぼやぼやしてるんじゃない、今から貴様を奴に代わって俺が始末してやる」

「わが名はガティクル、でも本人の人形、真には足元にも無い」

エアル「(相手が何でアレ今の段階では勝つ兆しが無い)」

ガティクルドール「いくぜぇー」

ムーア「根性ーっ」

「うおおおおおおおおおおおお」

あの一撃は相当なもののはずだがまるで無かったかのように敵に切りかかる

ムーア「ていっ」

バタッ

敵を倒すと同時にムーアも倒れた

///////

エアル「おきんかいムーア、夢世界で寝てどうするんだ」

ムーア「あ、あれからおれは倒れてたんだっけ」

セイル「私たちも元どうりになりました」

ムーア「それにしても驚異だなあの存在は」










続く

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